秋田の伝統工芸を紹介する冊子「SOU(ソウ)」の文を担当させていただきました。

秋田には、大館曲げわっぱ、樺細工、川連漆器、秋田杉桶樽をはじめ、多くの伝統工芸があります。

県内各地を飛び回り、職人さんや工芸を支える方々のお話を聞いて感じたのは、秋田の底力のようなものでした。
噛めば噛むほど味わい深いいぶりがっこのように、熟成された手仕事がそこにありました。その現実に出合うたび、あぁこれが秋田か!と、何度鳥肌が立ったことか…。
秋田県民ひよっこの私がこんな貴重な経験をさせていただいたのだから、しっかり秋田にご恩返ししていかなくては…そんな思いを固めた夏です。

さて秋田では、工芸エキスポとよばれる伝統的工芸品月間国民会議全国大会が11月18日から3日間開催されます。
会場は、あきた芸術劇場ミルハスを中心とした文化施設など数か所。ワークショップや体験などもあるそうですよ。
この冊子「SOU」も会場にあると思いますので、見つけたらぜひお手に取ってご覧ください。
毎年、あっという間に過ぎ去ってしまう秋ですが、今年は「芸術の秋」を意識しながらしっかり堪能したいと思います。
KOUGEI EXPO in AKITA(第39回伝統的工芸品月間国民会議全国大会・秋田大会)