活版印刷で名刺を作りました

活版印刷で名刺を作りました。

   

 

きっかけは、お世話になっているこけし工人さんが「のへの」を送ってくれたことでした。

   

 

のへの」とは、青森県南から岩手県北にまたがる一戸から九戸までの戸(のへ)の街におけるものづくりや地域情報を紹介する冊子。『へのへのもへじ』を思わせる、まあるい題字が可愛いです。

地域に根差した盛りだくさんの内容は、写真も文章もレイアウトも読みやすく、青森がスッと身近に感じられます。「行ってみたいな~!」読み終えたときには、すっかり青森ファンになっていました。

  

そして目が留まったのが、「のへの活字はじめます」という最後のページ。

  

 

ちょうど名刺がなくなりそうだったので、早速お願いすることに!

冊子の発行者でもありデザイナーの髙坂さんとのやり取りは、メールで何往復かのやりとりをしただけでしたが、活字や紙などの仕様が心地よいスピードで物事が決定していき、プロのデザイナーさんの頼もしさを改めて痛感しました。

 

そして、制作過程の貴重な写真を送っていただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。

  

活字を組んで組板台にレイアウトしたところ

  

武内印刷の武内裕彦さん(青森県八戸市)

  

印刷機にセットされた製版

  

微調整をして活字のバランスやインクの濃さを合わせるところ

   

  

活版を手掛けてくださったのは、青森県八戸市にある武内印刷の武内さん。

機械の声を聞きながら、数えきれないほど多くの活字や昔ながらの技術を守り続けてきたことが写真からも伝わってきます。

  

   

私はこれまで、埼玉、東京、愛媛、それぞれの地域で活版印刷にお世話になってきましたが、印刷技術が日々進化するなかで、「なぜ活版印刷なのか?」と聞かれたら、自分でも惹かれる理由がよく分かりません。

でもひとつ言うとしたら「確かな存在感」かなと思います。

   

この技を守り継いできた職人さん、それぞれの時代で活躍してきた活字たち、繊細でかっこいい印刷機、それを守ろうとする人々のあたたかな愛情を、ほんのわずかな凹凸とインクの乗りに感じられたとき、心からホッとして「私も頑張ろう」と思えるのです。

活版で名刺を作り続けているのは、私にとって肌身離さず持っているお守りのような存在だからかもしれません。今回の名刺も、大切に、そしてどんどん使いたいと思います。

  

もし活版印刷で名刺を作りたいと思っている方がいらっしゃたら、ぜひ「のへの ISSUE 1」を読んでみてください!武内印刷が特集されています。

  

・のへの ISSUE 1 http://noheno.net/archives/131(PDFでお読みいただけます)

・のへの ISSUE 2 https://noheno.stores.jp/   

 

情報満載のISSUE2も、おススメです。郷土玩具が好きな方、青森に行ってみたい方、行く予定がある方は、ぜひ! 楽しい出会いがあるはずです。

   

※本ブログの武内印刷の写真は、髙坂 真さんが撮影したものを掲載させていただいてます     

   

 

のへの https://noheno.net/

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