



雪国暮らしが長い方には理解してもらえないかもしれませんが、私、この時期の三寒四温が辛いんです。
氷点下の寒さより、洞窟のような暗さより、春が近くて遠い現実が何よりも辛いんですよね。
長い長い冬をぬけ、ようやく春が来た!と思ったら、寒の戻りで冬に逆戻りしたり、また雪がどっと降ってきたり…。
秋田移住1年目の冬は、春への期待と突きつけられる現実のギャップで負のループに入ってしまい、自暴自棄になりました。きっと産後でメンタルも弱っていたのでしょう。
そんな私が身に付けた術が、「過度に期待しない」ことと「あきらめる」こと。
これは、この4年の秋田暮らし&子育てから学んだこと、のような気がします。少し後ろ向きな発言に聞こえるかもしれませんが、あくまでも前を向いて進んでいくための私なりの思考法。
自然環境も子育ても、自分の思い通りになんていかないし、期待しすぎると苦しくなる。まさに行雲流水のごとく。流れゆくままに、の精神です。
そして、もし、三寒四温が辛いと感じている雪国初心者がいたら伝えたい。
辛いのは、あなただけじゃないから大丈夫よ、 と。