秋田に移住して4回目の冬を迎える今、さすがに白鳥は見慣れましたが、最初の年はその存在に本当に驚きました。
渡り鳥とも知らずに、あの鳥ってなんだろう? シラサギ? アヒル? と、首をかしげていたほど。




子どもたちも、図鑑で見た白鳥の種類を当てはめながら「あれ、コハクチョウじゃない?」「うーん、オオハクチョウじゃない?」なんて話もできるほど成長しました。
11月頃にどこからともなく飛んできた白鳥たちは、お気に入りの田んぼや川に居座って、あたたかくなる3月頃までゆっくり滞在していきます。まさに冬の便りであり、冬の象徴のような存在。
見慣れた光景になってきましたが、それでも野生の白鳥をこんなに身近に感じながら生活できるって、やっぱりすごいことだなぁと思うのです。