





この時期、紅葉もきれいですが、ひそかに楽しんでいるのは「雪囲い」の観賞です。
秋田に来るまできちんと見たことがなかったので、構造や素材など、街中や家々の雪囲いを、新鮮な気持ちでまじまじ観賞しています。
惹かれる理由は、構造の面白さもさることながら、持ち主さんの植物や木々への愛情にホッとされられ、こちらまで嬉しい気持ちになれるから、です。
降雪量や木の形状・種類によって雪囲いの構造が異なるのだと思いますが、いずれにせよ、人と自然が共存するためのあたたかな歩みを見せられているような気がして、ほっこりした気持ちになります。
雪が積もり始めると雪囲いも隠れてしまうので、じっくり見るなら今がチャンス!とばかりに、子どもたちとお散歩しながら、車を運転しながら、いろんな雪囲いを見て楽しんでいます。
決して楽しいことばかりではない雪国の過酷な冬は、小さな楽しみを見つけることが、うまく乗り切るコツなのかもしれません。