愛媛の中村さんが作る棕櫚箒(しゅろほうき)を、オンラインショップでご紹介しています。

サイズは、長柄箒(7玉)と、普通サイズ(5玉)、そして小さな手箒です。

シュロの毛をふんだんに使ったこのほうきは、耐水性があり強いので20年、30年使うことができる優秀な掃除道具。
シュロには、油分が含まれているので、毎日掃き続けるとフローリングなどにツヤが出るというワックス効果もあります。

でも、ほうきって色々あるけど、どう選べばいい?
興味はあるけど、どれを買えばいいか分からない…という方もいると思います。
そんな悩みのヒントになればと思い、イラストを描いてみました。




『でも、掃除機が活躍しているわが家では、あまり実用的じゃなさそう…』
『前に箒を買ったけど、飾ってるだけなのよね…』
SNSを通して、そんな声も、ちらほら聞こえてきました。
使い方、楽しみ方は、人それぞれ。
もちろん掃除道具なので使うに越したことはありませんが、飾ってるだけでも、箒としての役目は十分果たしていると私は思います。




箒は、“悪いものを掃く” “清める”という言い伝えがあり、神聖なものとして祀られることも。地域によっては、安産祈願でお腹をなでる風習もあるそうですよ。
わたしが長女を出産した時に安産祈願とお宮参りをさせてもらった愛媛の神社にも、箒が祀ってありました。
わたしたちの暮らしと道具の関係は、密接に繋がっていて、知れば知るほど世界観が広がります。
ただの箒、されど箒、という感じでしょうか。
1本の箒を通して、地域の風習や言い伝えなど、風土を知るきっかけに繋がれば嬉しいなと思います。

・オンラインショップ https://nowvillages.shop-pro.jp/?pid=98301128