



これまで多分100人以上の職人さんにお会いして、お話を聞いたり、制作を見せていただいたりしましたが、今までで一番緊張したのが、こけし工人の高橋雄司さんでした。
その理由は、こけしの作り手さんにお会いするのが初めてだったから。
職人さんと言えば、埼玉は江戸っ子気質の職人さんが多かったような気もするし、愛媛はのんびりした南国気質の職人さんが多かったように思います。
風土や自然環境の影響も少なからずあり、扱う素材や業種によっても特色は異なりますが…、こけしの世界は未知過ぎて全く想像できなかったので、緊張と偏頭痛で倒れそうになりながら訪問しました。
結果、めちゃめちゃ優しい方だったので、心からホッとしたのを思い出します。