秋田県秋田市の田口召平さんが作る樹皮細工のお取扱いが始まりました!

木の樹皮を乾燥させて作られたこれらは、くるみ、サワグルミ、キハダが主で、編んでいるのはぶどうです。
自然の風合いをそのまま活かしているので、とにかく存在感がありダイナミックな作風が印象的です。
オンラインショップでは、小物入れをご紹介中です。

作り手の田口召平さんは、秋田市太平地区に伝わる太平箕(オエダラミ)の作り手です。
最盛期には100軒以上の家で箕が作られていたという由緒ある集落に暮らしていますが、太平箕を作れるのは今では田口さんお一人だけ。稀少な伝統技術を守り続けています。


箕の材料を山に採りに行くたびに、様々な木に出会い、樹皮の魅力に惹かれたという田口さん。
約15年ほど前、60歳を過ぎた頃から箕作りと並行して樹皮細工を作り始めました。
高性能で美しい箕とは対照的に、荒々しくダイナミックな作りが魅力の樹皮細工は「未完成の美」を思わせる田口さんの新境地。わびさびを感じさせます。

「竹つけ10年」と言われるほど高度な技術を要する箕作りは、編組品のなかでも難易度が高く特定の人しか作ることができません。
これらの樹皮細工は、そうした確かな技術を元に作られているため、とにかく頑丈で、暮らしの中で長く使える逸品です。

一点もののため、同じサイズ、同じ風合いとはいきませんが、ご希望のサイズで作ることも可能だそうです。Instagramのメッセージやメール(info@nowvillages.com)でもお問合せを受けていますのでお気軽にどうぞ。
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また卸しもしていますので、ショップ関係の方で取り扱いに興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
・オンラインショップ https://nowvillages.shop-pro.jp/
