【贈り物に嬉しい】一子相伝で受け継がれる秋田蕗摺のこと

 

秋田の伝統工芸「秋田蕗摺(あきたふきずり)」をご存知ですか?

  

 

秋田蕗摺とは、秋田蕗を刷り込んで作られた作品のことで、ひと昔前は襖や屏風などの表具に仕立てられることが多かったようです。

生き生きと写し取られた葉脈と、のびやかに広がる葉のかたちが印象的で、暮らしの空間に納まれば、美しい秋田の自然観に心が潤い、浄化されていくような気持ちになります。

  

  

秋田蕗の特徴は、その大きさです。

大きいものだと身長を優に越す2mの高さがあり、葉の大きさも1.5mほどあります。

作品になると生命力がより際立つので、私も初めて観た時は「なんてエネルギーにあふれた作品なんだろう!」そして「粋でカッコいい!!!」と、目が釘付けになりました。

  

秋田蕗摺は秋田市の宮越家で代々受け継がれてきたもので、現在は宮越力(みやこし・つとむ)さんが制作しています。

  

  

先代から受け継いだ技法は、一子相伝のもの。

蕗の保存、制作技法、画材など、制作にまつわるすべては秘法として制作者本人のみが守り継いでいるので、力さんの制作現場は一緒に暮らす奥様も見たことがないそうです。

  

もちろん取材に伺った私も、見せていただいたことはありません。

質問をしても「それはちょっと…」と答えていただけないことも多いので、制作の全貌は分からないのですが、秋田蕗摺の伝統文化を繋いでいきた宮越家の決意が端々に感じられます。  

   

  

ただ一子相伝は、時として諸刃の剣になることも。

後継者がいなければ、そこで一切の技が途絶えてしまい、文化として息絶えてしまいます。秘法であれば、後々の復刻もきっと難しいでしょう。

 

秋田の自然観が表れた伝統工芸なので、なんとか後世に伝えていって欲しいものだなぁと思っていたところ、先日京都にお住まいの方から「秋田蕗摺を購入したい」と、ご連絡をいただきました。 

  

  

その方は、秋田にゆかりのある方で、高齢者施設に入居するお母様に秋田蕗摺を贈りたいと、小さめの作品を希望されていたので、宮越さんにお願いし色紙サイズの作品を作っていただきました。

 

額装をして、完成した作品がこちら。作品サイズは24㎝×27㎝で、額は35㎝角です。

 

  

ダイナミックな大きさが魅力の秋田蕗ですが、小さくても魅力はしっかり伝わりります。

室内に飾るにはちょうど良いサイズで、優しいグリーンの色味が空間を癒してくれそうです。  

  

たまたまご連絡をいただき繋がったご縁でしたが、秋田の美しい工芸が、こうして人と人、文化や思いを繋いでいくのは嬉しいことだなぁと改めて思いました。

  

    

もし、こちらの記事を見て「秋田蕗摺を贈りたい」「購入してみたい」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡をいただけたら嬉しいです。

 

ご注文から納品まで1~2ヶ月程度かかりますが、ご希望のサイズで手配・準備させていただきます。事前にお見積もりを出すこともできますので、ご相談ください。

    

Mail info@nowvillages.com(今村)

オンラインショップに問合せフォームもございます。こちら→

  

 

「秋田蕗摺」(B3サイズ)
「秋田蕗摺り」(色紙サイズ 27㎝×24㎝)

  

  

  

  

  

 

 

  

  

コメントは受け付けていません。

WordPress.com.

ページ先頭へ ↑