秋田魁(さきがけ)新報の紙面で毎月1回発信している「ハラカラ(第22号)」に、コラムを掲載させていただきました!
秋田魁新報は、秋田では知らない人はいない地方新聞ですが、ハラカラ は秋田で活動する個性豊かなメンバーで構成された情報誌。
毎号、ぞれぞれの視点や切り口で、スポットや人、カルチャー、漫画などがバランス良く掲載されており、ローカルメディアのあり方について探っています。

毎月第4金曜日に発信されていて、新聞ペラペラめくると7ページに掲載されていました。
掲載が始まった約2年前から私も興味があって度々読んでいましたが、今回ユカリロ編集部さんに声をかけていただいて執筆メンバーとして参加させていただくことに。
参加にあたっては、今までのハラカラのテイストを崩してしまうんじゃないか? ハラカラのファンをがっかりさせてしまうんじゃないか? という、プレッシャーのような不安がありましたが(今も大いにあります…)、移住3年目の今しか書けないことがあるかもしれない…という思いから、“ハラを括って”参加させていただきました。
コラムのタイトルは、「秋田で見つけた 手仕事のなぜ? どうして?」。
初めての秋田暮らしで見つけた素朴な疑問やちょっと不思議に感じたことに足を止め、ちょっとじっくり考えながら、手仕事の魅力に迫っていこうと思います。
今号は「箕(み)」について。

太平箕(オエダラミ)の田口召平さんと、雲然箕(クモシカリミ)の佐藤定雄さんにお聞きしたことや仕事内容、そして秋田の伝統的な風習に触れながら、美しい箕が作られた理由について綴っています。
箕を実際に使ったことがあるという方は、今はどれくらいいるんでしょう?もしかしたら、現在では触ったことがないという方のほうが多いかもしれませんね。
ちなみに私が箕を身近に感じ始めたのは、秋田に来てからなので、恥ずかしながらごく最近です。

でも箕は、歴史・暮らし・自然・風習・民俗など、あらゆる分野に繋がっているので、その奥行きと世界観に急速に惹き込まれていきました。
使い込まれた箕は、歴史や風土、人々の営みや世界観がたっぷりと内包され魅力にあふれているので、蒐集家が多い理由も頷けます。
知れば知るほど奥が深く面白いので、本紙をきっかけに箕に興味を持っていただけたら嬉しいなと思います。
もうひとつの「行ったつもりで工房見学」というコーナーでは、太平箕の作り手 田口召平さんの工房紹介をしています。

かつて箕作りの里として栄えた太平黒沢地区は、秋田市と言えど自然豊かな山間部に位置し、広々とした田んぼが広がっています。
全身に、マイナスイオンをシャーーーっと浴びれるレベルです。

いつかリアルな工房ツアーも開催できたらいいなぁと思っていますが、コロナが続いている今は、紙面上で「行ったつもり」になってお楽しみいただけたらと思います。

そして、なんと!ハラカラには、和田ラヂヲ さんの4コマ漫画が毎号掲載されています。
愛媛から秋田に移住した私にとっては、 伊予弁のタイトルが懐かしく響く「秋田ぞなもし」…!

漫画は、ニッチな秋田のネタがラヂヲさんらしいテイストで描かれていて、シュールでクスっと笑えます。
私はラヂヲさんの「間」が好きなのですが、なんと今ならハラカラに掲載された4コマ漫画(全21回分)がすべて無料で読めます。新聞購読者じゃなくても、どなたでも!
理由は、「秋田ぞなもし」の人気投票をしているから!
ラヂヲさんファンの方、秋田ぞなもしに興味を持った方、ちょっと読んでみたいなと思った方は、この機会に読んでみてください。どなたでも、どこからでも、ご覧いただけますよ~。
「秋田ぞなもし」はこちら→ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_U75kHKg2oG_SwinN5oZTMtFIBc-g0Oy4u6cXS7bJ_mrudQ/viewform(マイベストオブ「秋田ぞなもし」読者投票)
無料公開は、期間限定で6月30日までです。投票も、ぜひよろしくお願いします。

これを機に、私も秋田にもう一歩ズボッと足を踏み入れて、小さな挑戦を楽しんでいきたいと思います。
次号は10月に掲載予定!どうぞよろしくお願い致します。
・秋田魁新報社 ハラカラ https://www.sakigake.jp/harakara/
・和田ラヂヲさん「秋田ぞなもし」 https://www.sakigake.jp/news/list/kid/2256/ (無料公開中)
・「秋田ぞなもし」 人気投票
そして投票もお願いします。投票はこちらから→ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_U75kHKg2oG_SwinN5oZTMtFIBc-g0Oy4u6cXS7bJ_mrudQ/viewform(6月30日まで)