ウェブマガジン haconiwaで、ナウビレッジの活動を紹介していただきました。

haconiwa(箱庭)は、クリエイターたちが、心から共感できるモノ・コトを発信しているウェブマガジン。私もイチ読者として、日頃から楽しく読んでいます。
10年くらい前だったか、埼玉に住んでいたとき知り合いのデザイナーさんが、「haconiwa」の立ち上げに関わっていると教えてくれました。
今でこそウェブマガジンは世にたくさんありますが、当時はわりと珍しくしかも「女子クリエイターが発信する」というキャッチーな切り口が新鮮でした。同世代の女子クリエイターたちが発信する情報やコンテンツの作り方に興味を持ちながら、目をキラキラさせて読んでいたことを思い出します。
そのころ私は埼玉の美術施設で学芸員として働いていたので、いわゆるアートの世界にどっぷり浸かりながら生活していたわけですが、今回こうしてhaconiwaさんに取り上げていただけたことで、またこの世界に戻って来れたような、久しぶりにクリエイター部門に仲間入りさせてもらった気がして、嬉しかったです。

ネット社会が加速し情報があふれる今日において、何をどう発信していくかというのは私にとっても大きな課題のひとつですが、haconiwaが打ち出している「共感」という言葉が、心にじわじわ沁みました。
理論や理屈ではなく、人の気持ちや思いを汲んでそこに寄り添う共感力は、心身ともに健全でないとなかなか発揮できないものですが、コロナ禍によってこうした感情の大事さに改めて気付かされます。
表現の根底にあるもの、仕事の要となっているもの、エネルギーの源になっているもの、など。
人とのコミュニケーションにおいても、手仕事を見極めるときにも、ハッキリとは見えない根っこの部分に目を向けて読み取る力が大事だなぁとつくづく感じています。
わたしはまだまだ未熟ですが、出会いや経験を積みながら、そうした感情や心を育てていけたらと思います。
今回の記事は、haconiwaらしい視点と表現、そしてポップな写真でナウビレッジの活動を綴ってくださっていますので、興味のある方は、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
箱庭 haconiwa
秋田の美しい“手仕事”を独自に取材&制作。フリーペーパー『いま、秋田村から』 https://www.haconiwa-mag.com/life/2021/06/ima-akitamurakara/