【秋田折々】きりたんぽ、手作りしてみた

10月も、もうすぐ終わり。近くの川には野生の白鳥が2羽やってきました。今年もたくさん集まってくるのかな? 冬の始まりを感じています。

寒くなってくると、食べたくなるのが鍋。秋田に来てからは、きりたんぽ鍋が冬の恒例メニューです。比内地鶏の出汁も美味しいし、ご飯もたくさん食べれるし、もう最高!なのですが、毎日のようには食べれられない理由がひとつ、それは値段が高いこと…です。

比内地鶏、お出汁、きりたんぽ、セリやゴボウなど、必要な具材を揃えただけで、数千円かかるという悲しい現実が…。比内地鶏は鶏モモで代用できるとしても、意外と高いのがきりたんぽ。スーパーで1袋380円くらいで売っていますが、家族分調達するとなると2袋は必要で、だまこ餅(丸い形のきりたんぽ)も入れようとすると地味に出費がかさみます。

ということで、きりたんぽを手作りしてみることに! (初めてなので、今回はきりたんぽではなく、シンプルなみそたんぽで食べてみようと思います!)

移住当初、秋田県民はみんな家できりたんぽを作っているものだと信じて疑わなかったのですが、ママ友に聞いたら「いやいやいやいや、真空パックだよ!」と言われ、拍子抜けした懐かしい思い出も (笑)。(フリーペーパーvol.1のコラムに書いています↓)

 

レシピを探そうと、家にある秋田の郷土料理本をパラパラめくるも見つからず、結局主婦の味方クックパッドで検索しました。

まず、レシピを見て驚いたのが、ご飯だけ!ということ。てっきり餅米が入っているのかと思っていたので、余分な買い出しは必要ないことが分かり「簡単じゃん☆」と、肩の力がすーっと抜けました。

ご飯が炊けたのを見計らって子どもたちを呼び、みんなで一緒に作ることに。いつもとは違う、ねちょねちょしたご飯に粘土あそびを連想したのか、すっかりテンションが上がった子どもたち。積極的にお手伝いしてくれました。

作り方は、こう。ご飯を炊いたら(水分量はいつも通り)、ホカホカのご飯をすり鉢に入れてすり棒でつぶします。加減は「半殺し」が目安で、ご飯の形が少し残ってるぐらいが丁度良いそう。塩水を手に馴染ませて、割り箸にご飯をぎゅっぎゅっぎゅっと握りながら棒状に形を作ります。

でも「あついあつい~」「柔らかくて気持ちいい~」などワイワイ騒ぎながら子どもたちと作っていたら、手に付いたご飯粒や水がいつの間にか床に落ち、それを子どもが足で踏み付け、床がねっちょねちょになりました。しかもその足で走り回るものだから…、気が付けば足元はねっちょーん&ぐっちょーん状態になり、大惨事。私のテンションは急降下していきました。チーン

(掃除もしつつ)なんとか出来上がったきりたんぽを魚焼きグリルに運び、焼きタイム。「ふぅ、後は待つだけ♡」と思ったら、「なんか焦げてない?」と夫。そう、グリルからは割り箸が焦げる(焼ける)匂いがするのです。きりたんぽより割り箸の方が先に焼けてしまうんじゃないかと内心ヒヤヒヤしながら、静かに見守りました。

表面がほんのり焼けて固まったら、母が作ってくれた三年味噌(+みりん+砂糖)をスプーンで塗って、さらに焼いて焦げ目を付け、みそたんぽのできあがり~!(割り箸は真っ黒になったけど、なんとか無事に完成しました!笑)アツアツ、ほくほくのみそたんぽは香ばしくて美味、子どもたちもパクパク食べてくれました。

(ご飯が飛び散る大惨事がなければ)意外と簡単だったので、次の日もきりたんぽ作りに挑戦。初日はきちんとすり鉢とすり棒を用意したけど、2日目はボールにご飯を入れて離乳食作りで大活躍したポテトマッシャー(先端が平らで食材を潰せるキッチン用品)でずんずん潰して時間も手間も省略しました。ご飯を3合炊いて20本作り、粗熱がとれたら冷凍に。メニューに困った時の夕飯はこれに決まりっ!と思ったら、気分が楽になりました。

新米が美味しくいただけるし、体はポカポカ暖まるし、長く保存できるし、やっぱり郷土料理は理にかなっていますね。郷土の文化、先人の知恵に感謝しながら、今年もホカホカの冬を送りたいです☃。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com.

ページ先頭へ ↑