秋田市のご自宅で制作する刺し子作家・小松柾子さん。刺し子歴40年で、伝統美と現代の色彩感覚が魅力の作品を生み出しています。

私が小松さんに出会ったのは、今年の冬。コロナが流行り出す少し前のことでした。ご自宅でお話を伺いながら、過去の作品や、手掛けている刺し子を見せていただき、そのセンスの良さに大興奮したのを昨日のことのように思い出します。
あまりに感動し、その後、電話や手紙でやりとりさせていただきながら、フリーペーパー「いま、秋田村から vol.4」で小松さんの活動を特集させていただきました。
◎小松柾子さんの特集はこちら→http://www.nowvillages.com/images/paper/nowvillage_vol4.pdf

昔ながらの文化を大切にしながらも伝統にとらわれすぎない感覚は、刺し子の可能性を広げ、夏には「刺し子のスタイ」ができあがりました。
刺し子の布を強くする特性と、模様の美しさが活きたスタイは、赤ちゃんの首回りを優しく包み、ママの気持ちも楽しくさせてくれます。(オンラインショップで販売中→http://nowvillages.shop-pro.jp/)

刺し子のブローチは、伝統的な模様なのに古さを感じず、ワンポイントのオシャレを楽しむことができます。(ブローチの新色、オンラインショップに入荷しました→http://nowvillages.shop-pro.jp/)

寒く厳しい冬を乗り越え、布を長く大事に使うための知恵と工夫が詰まった手仕事は、時を越え、普遍的な母のぬくもりを感じさせます。
刺し子ブローチを付けた瞬間、心が和むのは、優しいあたたかさにホッとするからかもしれません。

オンラインショップでは、小松さんの刺し子作品を販売しています。どうぞよろしくお願いします。
・オンラインショップ http://nowvillages.shop-pro.jp/
・フリーペーパー「いま、秋田村から vol.4」特集:小松柾子さん http://www.nowvillages.com/news/paper.html