今年の夏から続いていた河北新報の連載が12月で終了しました。
12月は「しめ飾り」について。美郷町でしめ飾りを作るお母さんたちを訪ね、あれこれお話を伺いました。
写真はしめ縄ですが、ここでは藁の上に井草が巻かれています。米どころ秋田とは言え、藁作りはまた別仕事。藁の調達はどこも大変なようです。
しかし、この井草も自分たちで育てたもの。このひと手間に、愛情が感じられます。
お母さんたちにとっては「当たり前」でも、私にとっては新鮮なことばかりで目から鱗が…。そして40年に渡って作り続けられていることに、心から感動しました。
とにかく無我夢中で原稿に向き合った半年間。
つたない文章をお読みいただいた皆さま、遠くから(近くで)応援してくださった皆様、そして河北新報の関係者の皆さま、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
今は、書き終えた安堵感とちょっと寂しい気持ちが混在していますが、来年も新しい何かに挑戦したいなと思います。ふふふ