仙台に本社を置く河北新報で、連載をさせていただくことになりました。東北6県から選出された各人が専門分野にまつわる評論を掲載する『座標』という枠です。
これまで出版に携わったり地域誌にコラムを書かせていただいた事もありましたが、新聞に文章を載せていただくのはこれが初めて。しかも評論の枠なので、とても緊張しています。
と言うのも、何かを論ずるというのが昔からめっぽう苦手なワタシ。理論立てて話すことはもちろん、自分はこう考える!という主張も実はあまり持っていません。(たぶん…)
今までたくさんの職人さんを取材させていただきましたが、その多くは聞き語りや職人さんの言葉を借りながら伝えてきたので、改めて自分の言葉として考えることに少し抵抗があったりします。
しかし!せっかくの機会。秋田に来て間もないワタシに声をかけてくださった河北新報の記者さんに感謝しつつ、半年間がんばって書いていけたらと思います。(掲載は12月まで。月1回の掲載です)
第一回は、秋田の伝統工芸「秋田蕗摺」について。一子相伝で受け継がれる秘法と、それを守り続ける宮越家の取り組みについて書かせていただきました。
掲載は、7月23日版です。
東北6県で読めるそうなので、河北新報を購読している方は、どうぞよろしくお願いいたします。
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