先日Instagramに、愚痴らしき弱音を書いてしまいました。
というものの、年明けから秋田の寒さに耐えきれず、風邪をこじらせ体調が思わしくない日が続いているうちに「この寒さに慣れる日は、本当に来るのだろうか…」という、素朴な疑問を抱き途方に暮れていたのです。
心は元気、でも体は正直な39歳…。
SNSで、ついぼやいてしまった弱気な発言。しかも大手広告のコトバをそのままお借りして「ぜんぶ雪のせいだ」と。
発熱中だったので意識朦朧としながらも、コメント欄を見ると東北や愛媛にゆかりのある方々から励ましのコメントやあたたかなメッセージが。
「あぁ、ありがたい…」と思いつつも、「わたしはここで生きていく自信がない」的な返信をしてしまい、その後もなんとなく自暴自棄に。( ;∀;)
だって
ほんとうに
寒いんだもの…
そう言うと、「いやいや、今年は雪が少ないのよ」という声が聞こえてきそうですが、轍を踏み外して対向車線にはみ出してしまった運転中の恐い記憶がふと蘇ったり、あかぎれが治らないという小さな悩みが頭の中でグルグルしたり、雪よせ中に思いっきり転んで打った肘がたまに痛み出したり…、なんだか先行きがとっても不安。
そんな不安を夫に話すと「まぁ~愛媛でも、移住一年目はそんな感じだったよね」と、笑って一蹴。
そういえば、そうだったかも。(そうだったのか?)
慣れない土地に馴染むには、問題は違えどやっぱり時間がかかるもの。
でもその環境で、もがいてもがいて頑張ったから今があり、愛媛での楽しい思い出があるのかもしれない。
「経験はいつか武器になる」と、思えるようになったのは35歳を過ぎてから。良いことも、思い出したくないような最悪なことも、振り返ってみるといつかどこかで必ず自分の糧になっている。関西風に言えば、ネタにもなる。笑
だから「ぜんぶ雪のせいだ」ではなく、いつか「ぜんぶ雪のおかげだ」と言えるように、思考回路を修正しよう。そうしよう。
そんなことを考えているうちに、長引いて大変だった風邪はやっと良くなりました。(でもたまには弱音も吐きつつね。笑)